先週の日曜日、横浜文化会館で日本鍼灸師会主催でおこなわれた、介護予防指導員の最後の講義を受けて認定証をいただきました。最初、「介護予防指導員てなんだろう?」、「聞きなれないけど介護の資格かな?」と思っていた自分がまさか、この資格の受講をするとは・・・。
今回の介護予防指導員の講習を受講したのは、当院の高齢の患者さまより、運動の仕方や、食べ物のこと、生活の仕方など様々な質問があり、私も今一歩、高齢の方の身体やこころの状態などを書籍などでしか勉強したことがなく対応に困っていたところでした。最近の高齢の方は、私が駆け出し鍼灸師のころ(20年以上前)診ていた患者さまよりも高齢で80歳以上でも一人で歩いて来院される方も結構いて、針灸の世界も高齢化に対応していく必要性があると感じ今回の受講を決めました。
介護予防指導員は、「高齢者が要介護に陥ることがなく健康でいきいき生活ができるように支援すること、要介護状態であっても重度化を防ぐ」という趣旨を実践する指導員のことで、勉強になりました。
講義の内容は、口腔機能学、栄養学、統計学、運動学、転倒予防学、などで、当院の患者さまにも、さっそく教わったものを実践しています。