開業して２年がたちました。

　早いもので、今月の２０日で、おぐち針灸院も開業して２年がたち３年目を無事に迎えることがでることに、みなさまの支えがあってのことと感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。開業して２年で、何が変わり、これから何がおぐち針灸院にとって必要なのかちょっとだけ過去を振り返りながら近未来の目標を綴りたいと思います…

 

開業時から変わったところ…

 

　施術者としての気持ちの持ち方が、変わりましたね開業当初は肩に力が入り過ぎていた感じがして、患者さんにも変な圧迫感を与えてしまっていたと思います。今は、いろいろな経験から、肩の力を抜いて心に余裕を持ったほうが、状況に対しての柔軟な対応ができることに気づきました。これは、一人で開業して得られた一つの心の境涯ですね。（勤務針灸師の時代には、気持ちの持ち方が、こんなに仕事に影響するとは思っていませんでした。）

 

 

　手技も人体に対する知識や経験が増えるとともに変わりました。以前は仙腸関節を中心に治療を組み立てることが多かったのですが、顎関節症や頭蓋骨の歪みから発生している全身の症状を治療することにより、仙腸関節に顎関節、頭蓋骨のバランスを考えた、治療の組み立てをするようになり、治療パターンの引き出しが増えました。また、全身の筋膜の走行と経絡の関連性を深めることができ治療にも反映させています。

 

　いまいちなところもあります。針の本数と刺激量です。現在、平均で患者さん一人当たり、15本ほど針を使っていますが、もうあと、６本位少なくして、将来的には10本未満にして、患者さんに与える負担を少なくしたいと思っています。

 

　資格について、ことしの３月に、念願の介護予防運動指導員の資格がとれたことです。やはり、いろいろな書物で読むよりも講習会を受けたほうが、必要な知識が無駄無く得られ、運動法なども実際に体験できてよかったです。患者さんにも運動指導しています。

 

 

これからの目標…

 

　どうすれば、患者さんが健康になるのか考え続けていくことが目標ですね。